お茶のあれこれ

緑茶・紅茶・ウーロン茶は全て同じ茶葉!発酵による違いを詳しく解説

私たちが日ごろから口にすることの多いお茶として、緑茶や紅茶、ウーロン茶などがあります。

実はこの3種類のお茶、全て同じ茶葉から作られていることをご存知でしょうか。

【この記事はこんな人向け】

  1. 緑茶・紅茶・ウーロン茶の作り方を知りたい
  2. それぞれのお茶の特徴と違いを教えてほしい

同じ茶葉から緑茶・紅茶・ウーロン茶からできるのは、それぞれお茶の発酵度合いが違うからです。

またそれぞれのお茶に含まれている成分についても詳しく解説していきます。

茶葉以外を使ったお茶についても知りたい方にはこちらの記事もおすすめです。

【妊婦さんにもオススメ】ノンカフェインのお茶5選【妊娠中・授乳中】緑茶や紅茶には多くのカフェインが含まれており、妊娠中や授乳中の方は基本摂取は厳禁です。 しかし、妊娠期間や授乳期間は年単位の長期間...
【ノンカフェイン】美容やダイエットに効果的な『コーン茶』について解説【とうもろこし茶】お茶はその種類によってアンチエイジングや殺菌など、様々な効果があります。 そんな数あるお茶のなかでも、『コーン茶(とうもろこし茶)...

緑茶・紅茶・ウーロン茶の作り方

緑茶の作り方

緑茶はお茶の葉を収穫したあと、すぐに加熱(蒸す・釜炒り)することで作られます。

新鮮な茶葉をすぐに加熱し発酵させないことを不発酵といい、緑茶は「不発酵茶」とも呼ばれています。

ぺんりる
ぺんりる
緑茶は全く発酵させないお茶だよ

お茶の葉には酸化酵素という物質が含まれていて、収穫した茶葉をそのままにしておくと酸化発酵が始まってしまいます。

この酸化酵素による発酵を加熱処理によって止めたお茶が緑茶(不発酵茶)です。

紅茶の作り方

発酵させずに作る緑茶に対して、発酵を促進させて作るのが紅茶です。

紅茶は収穫した茶葉を陰干ししたあと、酸化発酵を促すために茶葉を揉みます。

ぺんりる
ぺんりる
茶葉を揉むと空気に触れる面積が増えて発酵しやすくなるんだ

その後、湿度90%前後の発酵室で2〜4時間ほど発酵させて完成です。

発酵した茶葉は緑色から鮮やかな赤褐色となり、私たちのよく見る紅茶の茶葉の色になります。

茶葉を完全に発酵させる製造方法から、紅茶は「発酵茶」といわれています。

ウーロン茶の作り方

ウーロン茶は、発酵の度合いでは緑茶(不発酵茶)と紅茶(発酵茶)の中間になります。

まず収穫した茶葉を天日に干し、ある程度乾燥したら茶葉を室内の棚に入れ冷やします

ぺんりる
ぺんりる
ウーロン茶は発酵を調整することで色んな味が楽しめるよ

冷やした茶葉をこすって傷をつけ発酵を促進させた後、発酵の具合を見計らって加熱(釜炒り)し発酵を止めます。

ウーロン茶は完全に発酵する前に、頃合いを見計って発酵を止めるので「半発酵茶」とも呼ばれています。

おまけ(プーアル茶)

緑茶・紅茶・ウーロン茶の発酵度合いをまとめると次のとおりです。

【お茶の発酵度合い】

  1. 完全に発酵させる ・・・紅茶(発酵茶)
  2. ある程度発酵させる・・・ウーロン茶(半発酵茶)
  3. 全く発酵させない ・・・緑茶(不発酵茶)

紅茶(発酵茶)やウーロン茶(半発酵茶)は、茶葉にもともと含まれる酸化酵素によって発酵しています。

これに対して、乳酸菌や麹菌などの菌を加えて茶葉を発酵させたお茶を「後発酵茶」といいます。

ぺんりる
ぺんりる
菌で発酵させるお茶もあるんだね!

代表的にプーアル茶(プーアール茶)徳島県の阿波茶などがあります。

菌を使って発酵させなければならないので、紅茶やウーロン茶と比べて作るのに時間は掛かりますが、熟成されたマイルドな旨みは後発酵茶ならではの味です。

スポンサーリンク

緑茶・紅茶・ウーロン茶の健康効果

抗酸化による老化予防

お茶に含まれる代表的な成分として「ビタミンC」があります。

私たちの身体はエネルギーを生み出すとき、体内で「活性酸素」という物質ができます。

活性酸素が身体に蓄積すると体内が「酸化」し、老化の進行がん生活習慣病の原因となるのです。

ぺんりる
ぺんりる
活性酸素は年齢とともに増えるといわれているよ

この酸化を抑える作用を「抗酸化」といい、ビタミンCには高い抗酸化力があります。

お茶を飲むことでビタミンCを継続的に摂取することができ、老化を予防するアンチエイジングや、生活習慣病を予防することができます。

なぜ緑茶に入っているビタミンCは熱で壊れにくいのか私たちの生活に定着している緑茶には、さまざまな栄養素が入っています。 特に緑茶に多く含まれている”ビタミンC”は、美肌や貧血予防、...

カテキンによる免疫力の向上

カテキン」はポリフェノールの一種で、昔からタンニンと呼ばれてきたお茶の苦味と渋みの主成分です。

そしてカテキンには風邪やインフルエンザといったウイルスに対する免疫力を向上させる効果があります。

ぺんりる
ぺんりる
カテキンは身体をウイルスから守ってくれるんだね!

風邪やインフルエンザなどのウイルスの細胞は、私たちの細胞とくっつくためのジョイントを持っており、このジョイントが私たちの細胞にくっついてしまうと病気を発症します。

カテキンは私たちの細胞をコーティング(抗菌)する効果があるので、ウイルスのジョイントがくっつくことを防ぎ、病気の発症を抑えることができます。

【緑茶】お茶に含まれるカテキンの殺菌効果を詳しく解説【紅茶】近年、緑茶の健康成分である「緑茶カテキン」が、私たちの健康に大きく関わることが分かってきています。 特に「殺菌」や「抗菌」、「抗酸...

貧血の予防

お茶に含まれている「ミネラル」には、貧血予防や疲労回復効果があります。

ミネラルは、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミンとともに五大栄養素ともいわれていて、私たちの身体になくてはならない栄養素です。

ぺんりる
ぺんりる
ミネラルは美容にもとっても良いよ

お茶を継続的に飲むことでミネラルを補給できるので、貧血や慢性的な疲労に悩まされている方は、毎日の飲み物をお茶に変えてみるのがおすすめです。

緑茶とは異なりますが、ミネラルはルイボスティーにも多く含まれているので、気になる方はこちらの記事もご覧ください。

【妊活】美容と健康どちらにも良い健康茶!ルイボスティーの効果・効能とは【花粉症予防】みなさんは「ルイボスティー」というお茶をご存知でしょうか。 ルイボスティーは南アフリカに生息している「ルイボス」という植物から作ら...
スポンサーリンク

まとめ

最後に、緑茶・紅茶・ウーロン茶のポイントをまとめます。

要点まとめ

緑茶・紅茶・ウーロン茶は全て同じ茶葉からできている
茶葉を収穫したあとの発酵の度合いによって、味の異なるお茶が作られる

茶葉の酵素による発酵と、カビや菌による発酵がある
紅茶とウーロン茶は茶葉の酵素による発酵、プーアル茶などは菌による後発酵

それぞれのお茶に含まれている成分は同じだが含有量は異なる
カテキンは苦味成分でもあるので、紅茶よりも緑茶の方が含有量が多い

最後までお読みいただきありがとうございました!

※関連記事です

日本茶初心者が迷ったら産地で選んでみよう!おすすめの緑茶を5つ紹介色んな緑茶を飲んでみたいけど、種類が多くてどれを買ったらいいのか分からない。 そんな悩みを抱えた人たちのために、この記事ではお茶好...
【緑茶】お茶好きが勧めるおすすめの急須5選【陶器】お茶を入れる時に使う「急須」ですが、形や素材、サイズなど様々な種類があります。 特に、初めて急須を買う方は、いったいどれを選んだら...
【妊婦さんにもオススメ】ノンカフェインのお茶5選【妊娠中・授乳中】緑茶や紅茶には多くのカフェインが含まれており、妊娠中や授乳中の方は基本摂取は厳禁です。 しかし、妊娠期間や授乳期間は年単位の長期間...