生活の豆知識

【子育て世代必見】補助金利用で1時間250円でベビーシッターが利用可能に!【利用支援事業】

こんにちは、ぺんりる(@penpen1191)です。

少しでも働きに出て生活費や養育費の足しにしたいけど、子供が小さいし希望している幼稚園にも入れない。

子供が小さいうちは目を離せないので行動が制限されてします

こんな悩みを解決してくれるのがベビーシッターです。

 

『でもベビーシッターって高いんじゃないの?』

 

いえいえベビーシッターは補助金を使えば1時間250円から依頼することができます。

1時間から頼めるので、働きに出る以外でもちょっとした買い物や息抜きのランチなどにも使えます。


ベビーシッター補助金制度とは

制度の概要

ベビーシッター補助金制度とは、2018年度より東京都でスタートしたベビーシッターの利用支援事業です。

補助金の対象者に該当する人は、ベビーシッターを利用した際に補助金制度を受けることができます。

【補助金の対象者】
・保育所等の0〜2歳児クラスの待機児童の保護者
・0歳児で保育所等への入所申込みをせず1年間の育休を満了後、1歳の誕生日から復職する保護者

上記の条件に該当する人はなんと、1時間250円でベビーシッターを依頼することができます。

通常のベビーシッターの1時間あたりの料金の相場は2,000円〜3,000円ですので、これはかなりの破格です。

ベビーシッター利用支援事業(東京都福祉保健局)

利用時間と利用上限

【利用時間】
AM7:00〜PM10:00

【利用可能曜日】
月曜日〜土曜日

【利用上限】
・保育短時間認定の方  ➡️ 1日8時間 かつ 月160時間
・保育標準時間認定の方  ➡️ 1日11時間 かつ 月220時間

保育短時間認定の方と保育標準時間認定の方では、利用上限が異なることには注意が必要です。

しかし、日曜日以外であれば、ほとんどの時間でベビーシッターに依頼することができるのはかなりのメリットです。

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ベビーシッター補助金制度のメリット

【補助金制度のメリット】
(1)気軽にベビーシッターに依頼することができる
(2)子どもが幼稚園に入れなかった場合も働くことができる
(3)子育てのリフレッシュができる

気軽にベビーシッターに依頼することができる

通常、ベビーシッターの依頼をすると1時間あたりの料金は2,000円〜3,000円程度かかります。

このような料金では、気軽に頼むことはちょっと難しいですよね。

補助金を使った場合、1時間あたりの料金は250円となり通常の料金の約90%OFFです。

この料金であれば、ちょっと買い物や美容院に行きたいときにも気軽にベビーシッターを頼むことができますよね。

子どもが幼稚園に入れなかった場合も働くことができる

近所や駅近の幼稚園は人気のため、希望しても入園できないことがあります。

子どもが幼稚園に入れない場合、働きに出ることも難しくなります。

そんなときベビーシッター頼めば、働きに出ている間の子どものお世話をお願いできます。

また、ベビーシッターは自宅まで来てくれるため、雨の日の送り迎えを心配しなくても良いのも大きなメリットです。

子育てのリフレッシュができる

育児は年中無休という言葉もあるくらい、子育ては体力勝負です。

たしかに子どもはとても可愛いですが、ずっと年中無休ではストレスを抱えてしまいます。

ベビーシッターは短い時間(1時間〜)から依頼することができます。

お買い物や美容院、ランチなどリフレッシュしたいときにも気軽に依頼しましょう。

ストレスを抱えすぎると、些細なことでイライラしたり感情的になりやすくなります。

そうした感情は子育てにも影響しますので、リフレッシュしてストレスを発散することはとても大切です。


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ベビーシッター補助金制度のデメリット

【補助金制度のデメリット】
(1)東京都の限られた自治体でしか導入されていない
(2)補助金は雑所得のため、使いすぎると税金が上がる
(3)子どもをベビーシッターに任せることへの不安

東京都の限られた自治体でしか導入されていない

現在、ベビーシッター補助金制度は、東京都の限られた自治体でしか導入されていません。

【導入されている自治体】2019年9月時点
(1)新宿区
(2)台東区
(3)目黒区
(4)大田区
(5)渋谷区
(6)中野区
(7)北区
(8)板橋区
(9)葛飾区
(10)三鷹市
(11)府中市
(12)国立市
(13)福生市
(14)東大和市

今後、実施を検討している区市町村もありますが、まだまだ少ないのが現状です。

将来的には東京都だけではなく、全国の自治体に広まってほしい制度です。

補助金は雑所得のため、使いすぎると税金が上がる

補助金を受け取った場合、税制上は雑所得として扱われます。

つまり、補助金として受け取った金額はいわゆる収入となります。

このため、フルに補助金を活用すると収入が増えたとして扱われ、翌年の所得税が上がってしまいます。

これは補助金制度の欠陥ともいえるので、ベビーシッターの補助金は免税対象にするなど、早急に対応してほしいですね。

子どもをベビーシッターに任せることへの不安

子どもをベビーシッターに任せることに抵抗がある人もいると思います。

特にニュースでは、家に居るだけ子どもの世話をしなかったり、暴力を振るうベビーシッターが取り上げられたりします。

そんなときは、部屋に防犯カメラを設置するのもアリです。


防犯カメラはセキュリティーだけではなく、留守中のペットの見守りなどにも便利です。


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ベビーシッターとして働きたい場合

ベビーシッターの通常の料金を見てお気づきの方も居るかと思いますが、ベビーシッターは時給が良いです。

通常は時給1,200円程度が相場ですが、人気のベビーシッターさんは時給2,000円を超える方も多くいます。

また、ベビーシッターになるための法律的な資格はありません。

こうした理由から、ベビーシッターは子供が好きな方にはうってつけの仕事といえます。

ベビーシッターの資格

ベビーシッターになるために必要な法律的な資格はありません。

しかし、保育士や幼稚園教諭、看護師などの資格があれば頼む人に信頼されやすくなります。

ただ上記の資格は、難易度が高く勉強時間もかなり必要です。

そこでオススメなのが《認定ベビーシッター》という資格です。

認定ベビーシッターは、公益社団法人全国保育サービス協会が交付している資格で、実技試験もないため未経験者でも取りやすい資格です。

(公社)全国保育サービス協会のHPはコチラ

ベビーシッターの登録

ベビーシッターとして働きたい場合、以前はベビーシッターを派遣する会社に勤めるのが一般的でした。

しかし現在は事前にマッチングサイトに登録しておいて、依頼者とマッチングしてもらう形式が主流です。

マッチングサイトの場合、ベビーシッターをするかどうかを自分の予定と相談して決めることができるので、とても便利です。

キッズラインは週1回から働くことができるので、副業やバイトでベビーシッターをしている方も多く居ます。

保育士資格等が無くても登録することができるので、誰でも気軽に始めることができます。

未経験の方も、説明会やトレーニングなどの研修をキッズラインで実施しているので安心です。

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最後に

人気の幼稚園の倍率上昇や、待機児童の増加によって、ベビーシッターの需要は今後ますます増えていきます。

ベビーシッターの利用支援事業はこうしたニーズに応えるために作られましたが、制度的な問題が多数あります。

また、ベビーシッター自体の人数もまだまだ少なく、副業やベテランの主婦の方たちが多く活躍しています。

この記事を読んで、少しでもベビーシッターの補助金や仕事に興味を持っていただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!