お茶のあれこれ

抗酸化作用で老化を防止!身体の酸化を防いでアンチエイジング

こんにちは、ぺんりるです。

突然ですが、みなさんは錆びた金属を見たことはありますか。

誰でも一度は、近所の古い車や家屋などに赤い錆が浮いていたり、金属がボロボロになっているのを見かけたことがあると思います。

金属が錆びることを「酸化」と言います。

そしてこの「酸化」は、私たち人間の体にも起こることなのです。

人間の身体が酸化した場合、老化が進んだり生活習慣病にかかりやすくなるなど、様々な悪影響が出るため、なんとかして酸化を予防しなければなりません。

この酸化を防ぐことを「抗酸化」といい、老化の予防やアンチエイジングに効果があると言われています。

今回は、様々な病気から私たちを守ってくれる「抗酸化」について、詳しく解説していきます。

高い抗酸化力を持つ栄養素の一つ「緑茶カテキン」の解説については、こちらの記事をご覧ください。

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なぜ身体が酸化してしまうのか

私たち人間の身体は、酸素を利用して活動に必要なエネルギーを作り出しています。

この時、身体のなかではエネルギーと同時に「活性酸素」というものが発生しています。

この「活性酸素」が、私たちの身体が酸化してしまう原因です。

「活性酸素」は年齢を重ねるについて増えるとされていて、飲酒や喫煙、過度なストレスによっても増加します。

年齢が若いうちは、体内で発生した活性酸素を排出する力が強いため、身体への悪影響は少ないです。

しかし、年齢を重ねるとともに活性酸素を排出する力も弱まるため、身体のなかに活性酸素が蓄積し酸化が進行していきます。

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老化予防に効果がある「抗酸化」とは

活性酸素は、身体の外に排出する力が弱まると、徐々に体内に蓄積してしまいます。

蓄積した活性酸素を放っておくと、私たちの身体はあっという間に酸化してしまいます。

こうした活性酸素が体内に蓄積するのを予防することを「抗酸化」といいます。

そしてこの抗酸化に重要な物質が「抗酸化物質」です。

抗酸化物質は、私たちの体内にあるその他の物質よりも、酸化しやすい性質を持っています。

そのため、活性酸素によって体内で酸化が起こる時に、抗酸化物質が身代わりとなって酸化することで、その他の細胞の酸化を防ぐことができます。

つまり、抗酸化物質を体内に多く取り入れることで、身体の酸化を防ぐことができます。

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代表的な抗酸化物質

ビタミンA
レチノールやカロテンなど、体内でビタミンAとして働く栄養素の総称です。
特に緑黄色野菜に多く含まれるβカロテンは、抗酸化力がとても強いです。ただし、βカロテンは生野菜の状態では体内に吸収されにくいので、炒めるなど加熱調理をして、油と一緒に摂取することで吸収率が飛躍的にアップします。

ビタミンC
ビタミンCは、体内では作られない栄養素のため、継続的に摂取する必要があります。
また、一度に大量に摂取しようとしても、体内に吸収されなかった余分なビタミンCは、尿として体外に排出されていまうため注意が必要です。
野菜や果物以外にも、サプリメントから摂取することも可能です。

ビタミンE
ビタミンEは抗酸化力が強く、さまざまな病気の原因となる「過酸化脂質」の発生を抑制することができます。
また、ビタミンAやビタミンCと一緒に摂取することで相乗効果があり、より高い抗酸化作用を生み出すことができます。

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効率良く抗酸化物質を摂るには

「抗酸化物質」は緑黄色野菜や果物に多く含まれているため、蒸し野菜やスープ、スムージーといった、習慣化できる食べ物で摂ることが望ましいです。

また、植物性の油と一緒に摂取すると、抗酸化物質の吸収率が高まるため、炒め野菜に使う油を「オリーブオイル」にするなどの方法もオススメです。

毎日の食事で摂取するのは大変という方には、サプリメントのような栄養補助食品で摂取するのも良いです。

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まとめ

私たちの体内に蓄積された活性酸素は、定期的に排出しないとさまざまな悪影響をもたらします。

抗酸化物質を摂取し抗酸化することで、がんや生活習慣病の予防、アンチエインジングといった大きな効果があります。

私たちの身体も、抗酸化を意識して楽しく健康な生活を送りましょう。

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