生活の豆知識

菜箸(さいばし)はなぜ長いのか

こんにちは、ぺんりるです。

調理でよく使われる菜箸ですが、なぜあのように長くなっているのでしょうか。

菜箸(さいばし)とは

食事に使う箸と比べて約2倍ほどの長さのある箸で、主に料理の調理や盛り付け、食事の取り分けに使われます。

以前は木や竹などの木製のものが主流でしたが、最近では耐熱のシリコンでできた食材が滑りにくいようなものもあります。

本来の使いかたとは異なりますが、木製の菜箸では菜箸から出る気泡の出かたで油の温度をある程度測ることもできます。

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菜箸はなぜ長いのか

菜箸が長い理由は主に2つです。

1つは、菜箸は炒め物や揚げ物など温度の高いものを扱うことが多いため、通常の箸の長さでは油跳ねなどにより火傷してしまう可能性があります。

このため、食材が高温となる料理でも安全に調理するために菜箸は食卓用の箸より長くなっています。

2つめは調理は立ちながらすることが多いので、立ったままでも使いやすくするためです。

食卓用の箸の長さでは立って料理をする際、前かがみになってしまい料理もしづらいうえ、身体(特に腰)への負担も大きくなってしまいます。